大邱広域市の紹介
広島市の友好都市
大邱広域市(大韓民国) 대구
姉妹都市提携年月日
平成9年(1997年)5月2日(提携調印日及び広島市議会承認の日)
姉妹都市の日
5月2日(姉妹都市提携日)
令和5年度広島市姉妹・友好都市の日記念イベント 「大邱の日」レポート
基礎データ
◇ 市 長 權泳臻(クォン・ヨンジン)(2014年7月1日就任)
◇ 人 口 約243万人(2020年5月現在)
◇ 面 積 約883.68㎢(広島市とほぼ同規模)
◇ 位 置 韓国東南部、ソウルの東南約330 km、釜山(プサン)の北西約100 km
◇ 気 候 寒暖の差が激しい大陸性気候で乾燥した日が多い。平均気温は9月16.2℃、3月1.9℃
プロフィール
古くからソウル-釜山間の交通の要衝として、また嶺南(ヨンナム)地方の経済・教育・文化の中心として発展した。また、韓方薬材の集散地としても有名である。
1930年代から繊維産業が発達し、大邱経済において主要な位置を占めてきた。現在は、より付加価値の高いファッション・デザイン、アパレル産業の振興を目指している。その他、機械設備、自動車部品、眼鏡フレーム、傘、アルミニウム製生活用品などの産業も盛んである。平成21年(2009年)8月には、韓国政府から先端医療複合団地の事業地として指定された。
桐(トン)華寺(ファサ)等数多くの名刹や文化財を有するほか、周辺の慶州(キョンジュ)、安東(アンドン)、海印寺(ヘインサ)等への観光の拠点として、観光振興にも力を注いでいる。韓国プロ野球サムスン・ライオンズ、韓国プロサッカーKリーグ大邱FCの本拠地でもある。
また、2002年ワールドカップサッカー大会や2003年ユニバーシアード夏季大会を開催したほか、2011年8月には世界陸上競技選手権大会が開催され、国際都市として更なる飛躍を目指している。
〔動画提供:大邱広域市〕
提携の動機・経緯
大邱広域市とは、1980年代から、主にスポーツの分野で交流が行われていたが、平成6年(1994年)のアジア競技大会広島1994を契機に、市民の間にアジア各国との交流の意識が芽生え、韓国との友好促進の気運も高まってきた。大邱広域市との間でも、スポーツ交歓会の相互開催や女性指導者の相互訪問が行われたほか、放送局や税理士団体、私立大学など民間団体が姉妹提携し、交流が活発となってきた。さらに、小学生同士の交流、親善の翼・市民訪問団や青年親善訪問団の派遣などが行われ、両市の姉妹提携の気運が高まってきた。
平成9年(1997年)年5月2日、広島市において、両市の市長及び市議会議長によって姉妹都市提携の調印が行われた。
交流の経過
提携前から民間交流が盛んで、二国間交流団体や在日韓国人団体をはじめ、大学、放送局、弁護士会など、20を超える団体が、それぞれ活発に交流を進めている。
お互いの市民の祭りであるフラワーフェスティバルと大邱チキンビールフェスティバル等に、交互に代表団及び芸術団が参加し、それぞれの伝統芸能やダンスなどを披露して親善と相互理解を深めている。2015年度は 「日韓国交正常化50周年」の年に当たるため、5月に權泳臻市長、金義植副議長ほか代表団、芸術団(大邱交響楽団)、市民訪問団等計151名が来広した。また權市長には広島市特別名誉市民称号を贈呈した。姉妹都市提携20周年を迎えた2017年5月には大邱広域市長ほか98名が来広。記念セレモニーを行うほか、芸術団公演として大邱広域市オペラ団、広島交響楽団等の共演によりオペラ公演を行った。同年9月には、「2017大邱世界合唱フェスティバル」の開催に合わせて、広島市から代表団及び芸術団計39名を派遣した。
また、両市の中高生が隔年で互いの都市を訪問する「青少年交流事業」、本市で開催する「中四国ビジネスフェア」への大邱広域市の企業の参加、大邱広域市で開催する「大学生キャンプ」への本市の大学生の参加など、幅広い分野での交流が行われている。
過去の姉妹・友好都市の日記念イベントの開催状況は、こちらをご覧ください。
関係先リンク
◇ 広島市・大邱広域市青少年交流事業(広島市教育委員会) https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/education/40458.html