公益財団法人 広島平和文化センター国際市民交流課

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子育て・教育

1. 育児(子どもを産んで育てる)

2. 教育

1. 育児(子どもを産んで育てる)

妊娠・出産

妊娠したら、区役所厚生部地域支えあい課で手続をしてください。また、病院に行って、健康かどうかを調べる妊婦健診を受けましょう。 子どもが生まれたときの手続は、こちらを見てください。

① 母子健康手帳

お母さんと子どもの健康を管理するため、妊娠・出産・育児に関する記録をする母子健康手帳を渡します。英語、中国語、タガログ語、タイ語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語で書いたものもあります。
とじ込みの健康診査券、予防接種券でサービスが受けられます。

 出産・子育て応援給付金

妊娠届出や出生届出をした妊婦や子どもを育てる人には、出産(子どもが生まれたとき)や育児(子どもを産んで育てる)で使う物を買ったり、子育て支援サービスを使うための給付金を払います。

詳しいことは、住んでいる区の区役所厚生部地域支えあい課に聞いてください。

③ 健診(元気に育っているかのチェック) 子どもが元気に育っているか確認するため、健診を受けましょう。

乳児一般健康診査
いつまで:1歳の誕生日の前日までに 2回
どこで: 医療機関
どうやって: 母子健康手帳・母子健康手帳別冊を見せる

4か月児健康診査/1歳6か月児健康診査/3歳児健康診査
広島市からお知らせが届きます

④ こども医療費の補助

0歳から中学3年生まで(15歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の子どもを対象に、医療費を補助します。入院は中学3年生まで、通院は小学6年生までです。
所得が多い人は対象になりません。   

⑤ 児童手当 0歳から中学3年生まで(15歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の子どもを育てている人は、児童手当がもらえます。詳しいことは、住んでいる区の区役所福祉課に聞いてください。

保育園・幼稚園

日本では、6歳から義務教育が始まります。 それより前の子どもを対象とする施設として、保育園や幼稚園などがあります。

① 保育園など

子どもの親が働いていたり病気であったりするなどの理由で、子どもを昼間、家庭で保育ができないときに、子どもを預かり保育するところです。
原則として、入園を希望する月の前月の10日までに申込みの手続をしてください。(3・4月に入園したい人を除く。)
入園の申込みや保育料については、入園したい保育園などがある区の区役所福祉課に聞いてください。

保育園
子どもの年齢:0歳~小学校入学前
どんな施設:定員20人以上

認定こども園 (保育園部分)
子どもの年齢:0歳~小学校入学前
どんな施設:幼稚園と保育園の両方の機能を持つ

小規模保育事業所
子どもの年齢:0~2歳
どんな施設:定員が6~19人

事業所内保育事業所
子どもの年齢:0~2歳
どんな施設:企業が従業員のためにつくった施設、地域の子どもを受け入れている

② 幼稚園

幼稚園は、小学校入学前の子どもを対象としている教育施設です。幼稚園には市立幼稚園と私立幼稚園があります。
市立幼稚園は、4歳児と5歳児を対象としています(基町、落合、船越の3園は3歳児も対象)。3歳児と4歳児の募集は入園前の
10月に行っています。また、欠員がある幼稚園では、いつでも入園を受け付けています。市立幼稚園に関しては、教育委員会指導第一課に聞いてください。(TEL 082-504-2784)
なお、私立幼稚園の多くは3歳児から5歳児を対象としています。入園を希望される場合は希望する幼稚園に直接聞いてください。

2. 教育

日本の義務教育制度は、小学校(6歳~12歳)と中学校(12歳~15歳)です。
さらに教育を受けたい場合は、試験を受け高等学校3年間、大学4年間(短期大学は2年間)などに進学することができます。
どの学校も、学年は4月に始まり、翌年の3月に終わります。
また、学校の種類は国立・公立(県立・市立)・私立があります。

小学校・中学校・特別支援学校

市立小・中学校・特別支援学校へは、日本語の能力にかかわらず入学することができますが、授業は、日本語で行われます。住んでいるところによって、入学する学校が決まっています。
授業料は不要ですが、給食費や教材費の一部にお金がかかります。
市立の学校に入学したいときの問合せ先は、以下のとおりです。

小・中学校:住んでいる区の区役所市民課又は広島市教育委員会学事課(TEL 082-504-2469)

特別支援学校:青少年総合相談センター(TEL 082-504-2197)

📝 子どもを学校に行かせるお金に困っている人は

広島市は、子どもを学校に行かせるお金に困っている人に対して、学習に必要な費用を援助しています(就学援助)。詳しいことは、通学する学校又は広島市教育委員会学事課(TEL 082-504-2469)に聞いてください。

📝 小学校の授業の後、家で子どもの世話ができない人は

小学校の授業が終わった後、子どもの親が働いているなどの理由で、家庭で子どもの世話ができない人のために、放課後児童クラブで子どもを預かります。(問合わせ先:広島市教育委員会 放課後対策課 TEL 082-242-2014、又は住んでいる区の区役所地域起こし推進課)

📝 小学校や中学校の勉強をやり直したい人は

夜間学級は15歳以上で、小学校や中学校を卒業できなかった人や、卒業はしたけど十分に勉強できなかった人のためにある学級です。
広島市立二葉中学校と広島市立観音中学校にあり、中学校の各教科を学習します。
夜間学級に入りたい人は、広島市教育委員会学事課(TEL 082-504-2469)に聞いてください。

高等学校(高校)

日本では98%以上の人が高校に進学しています。

入学するためには、試験を受ける必要があります。推薦入学制度がある学校もあります(日本の中学校を卒業していなくても、同じ程度の学力があると認められれば、入学試験を受けることができます。)。

高校は、国・県・市が設置している公立学校と私立学校があり、授業内容により普通科と専門学科(工業科、商業科、農業科など)と総合学科、また、授業を受ける時間帯などによって、全日制、定時制(昼間・夜間)、通信制に分かれています。

市立の高校については、広島市教育委員会指導第二課(TEL 082-504-2704)に聞いてください。 他の高校については次のところに聞いてください。

国立の学校:広島大学附属高等学校  TEL 082-251-0192

県立の学校:広島県教育委員会 高校入学者選抜制度推進課  TEL 082-513-4992

私立の学校:広島県私立中学高等学校協会  TEL 082-241-2805

短期大学・大学・専門学校

短期大学や大学、専門学校に入学するためには、高校と同様に入学試験を受ける必要があります(日本の中学校や高校を卒業していなくても、同じ程度の学力があると認められれば、入学試験を受けることができます。)。

入学したい人は、希望する学校に直接聞いてください。

外国人学校 

広島市には、英語で授業が行われる広島インターナショナルスクール、韓国・朝鮮語で授業が行われる広島朝鮮初中高級学校があります。

外国人学校は、各種学校とされ、いずれの学校も日本の幼稚園、小学校、中学校及び高校に相当する課程があり、日本の大学へ進学できる場合もあります。詳しくは、各学校に聞いてください。

● 広島インターナショナルスクール  TEL 082-843-4111

● 広島朝鮮初中高級学校  TEL 082-261-0028

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