公益財団法人 広島平和文化センター国際市民交流課

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Have a Chat!

広島に住む外国人が講師となり、母国の文化や広島での暮らしについて紹介してもらい、

一緒におしゃべりを楽しむイベント「Have a chat!」を、毎月実施しています。

2023年9月~2024年2月は 講師は月替わりで、対面とオンラインで実施しました。

★今月の「Have a chat!」については こちらから!

 

<これまでの「Have a chat!」レポート>

3月(令和6年3月16日(土)開催)

講師:グエン・ティ・ミィ・ハインさん

出身:ベトナム

ハインさんはベトナム出身で、日本語学校で学んだ後、広島に2021年に開学した叡啓大学に入学しました。叡啓大学は留学生の在籍率が高い大学です。また、ハインさんは昨年は広島から台湾に留学するなど、グローバルに学んでいます。

ベトナムは南北に長い国で、北部、中部、南部で文化や言語がとても違います。以前、Have a Chat!では同じベトナム人のシアンさんに出身の北部の話をしてもらったことから、今回、ハインさんは中部の紹介をしてくれました。

中部で特に有名なのは、フランスによる占領以前、ベトナム最後の王朝(グエン朝)の都がおかれたことです。中部「フエ」という街が、日本で言えば京都のように歴史的に重要な意味がある街です。

ハインさんは、そこで食べられていた宮廷料理に注目し、私たちに紹介してくれました。「熊の手」とか「クジャクの肉」とか、日本ではとても手に入りづらい食材の数々に、参加者はくぎ付けになっていました。

 

日本企業の進出も多いベトナム。駐在経験者の参加者も複数名おられました。
豪華絢爛な数々の宮廷料理!

2月(令和6年2月18日(日)開催)

講師:ベン・エチクソンさん

出身:ベルギー

ベンさんは、ベルギー・ブリュッセル出身の学生さんです。複雑な歴史的背景や、ベルギーの食・お酒・芸術など、様々な文化について紹介してくれました。

参加者の方からは、「政治家は何語を話すんですか?」「サッカーチーム内では、何語が話されているんですか?」など、地域によって言語が違う点について、質問がたくさん出ました。

ベルギーの成り立ちについて、わかりやすく教えてくれました。
ベンさんのお気に入りの曲も紹介してくれました♪

 

 

 

1月(令和6年1月28日(土)開催)

講師:デーヴィーカさん

出身:スリランカ

1月の講師は、スリランカ出身のデーヴィカーさん。スリランカでは、高校教師として日本語を教えておられます。スリランカの学校の様子や、先生の仕事着は女性の場合サリーであることなど教えていただきました。実際に見せてもらったサリーは5mと長く、それを自分で巻き付けて着るということにみなさん驚かれていました。

またスリランカからご家族が来られており、手土産のクッキーや紅茶を嗜みながら一緒に交流を深めました。

スリランカカレーについて話すデーヴィカーさん
実のお姉様と一緒に、サリーを広げて見せてくれました。

 

 

 

12月(令和5年12月16日(土)開催)

講師:フィンク・ネターニャさん

出身:アメリカ

12月の講師は、アメリカ出身のネターニャさん。地元のカリフォルニアのことや、「カラオケ」や「空手」など日本語がそのまま英語になった言葉について、紹介してくれました。

今回はクリスマスシーズンだったため、質問コーナーでは参加者の皆さんから、クリスマスに関する質問がたくさん出ました。「Candy Cane(=キャンディケイン/取っ手が曲がった杖のような形のキャンディーのこと。赤と白のストライプ模様のものがよく知られています。)」や七面鳥など、アメリカのクリスマス文化についても知ることができました。

カリフォルニアの景色を紹介するネターニャさん
オンラインも、多くの方にご参加いただきました

 

 

 

11月(令和5年11月12日(日)開催)

講師:シアン(ドアン・ティ・チャン・ヌゥン)さん

出身:ベトナム

ベトナム出身のシアンさんは、ベトナムの民族衣装「アオザイ」を着て登場し、母国のことや日本に来た経緯、また「シアン」という名前の秘密についても教えてくれました。

現在、広島市内の大学に通っているシアンさん。ベトナムでの学校生活や食べ物など、シアンさん等身大の目線での紹介は、参加者の皆さんから「わかりやすかった!」と、とても好評でした♪

質問コーナーはとても盛り上がりました
「アオザイ」を着て説明するシアンさん

 

 

 

10月(令和5年10月28日(土)開催)

講師:アザム・イムディ・イハメドルさん

出身:バングラデシュ

10月の講師 アザムさんはバングラデシュの楽器やおもちゃを見せながら、説明してくれました。

また、こんな一幕も…

 アザムさん「バングラデシュの通貨はタカと言いますが、紙幣に描かれた人は、何タカ札でも同じなんです」

 参加者「それでは、間違えて違うお札を払ってしまう人がいるんじゃないですか?」

 アザムさん「はい。色が近いお札は間違えちゃうんですね~。結構損することもあります。」

 参加者「え~、そうなの~!?」

アザムさんの面白トークで、とても盛り上がりました。

バングラデシュについて説明するアザムさん
バングラデシュの楽器やおもちゃを紹介してもらいました。

 

 

 

9月(令和5年9月27日(水)開催)

講師:楊 蘭銘(よう らんめい)さん

出身:中国

9月に開催した「Have a chat!」の講師は、日本に来て10年目になる中国人の楊(よう)さんでした。

実家の家族構成や、中国の歴史を背景にした家族史、河南省の食とお酒の文化などについて紹介してくれました。日本とは違う文化や習慣に、参加者からは「へぇ~!」という驚きの声が上がりました。

また、日本では見かけることが珍しい白酒(ばいちゅう)を持ってきてくれた楊さん。参加者みんなで白酒の独特の香りを楽しみました。

スライドで説明をする楊さん
白酒を紹介する楊さん

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