公益財団法人 広島平和文化センター国際市民交流課

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税金

日本の税金

日本の税金には、国が集める国税と都道府県や市町村が集める地方税があります。

国税所得税、法人税、相続税、消費税など

地方税
● 都道府県税:県民税、自動車税、地方消費税など

● 市町村税市民税、固定資産税、軽自動車税など

所得税

① 所得税について

給料など、自分に入ったお金がある人が払います。いくら払うかは、1月1日から12月31日までの1年にもらった給料などで決まります。

② 所得税の払い方

源泉徴収

毎月、会社などが払います(この払い方を源泉徴収と言います。)。

● あなたの給料から税金を引いて払います。

● 1月から11月に払った税金が多すぎたり少なすぎたりしないか、12月に計算します(これを年末調整と言います)。多すぎた場合はその税金を12月の給料に足して返します。 

確定申告

会社などの源泉徴収や年末調整をしていない人は自分で書類を出します(これを確定申告と言います。)。

● 働いた年の次の年の2月16日から3月15日の間に、住んでいる区の税務署に書類を出します.

コンビニや銀行、郵便局、インターネットなどで払います。

個人の市民税・県民税(住民税)

住民税について

個人の市民税と県民税をあわせて「住民税」と呼び、まとめて一緒に払うことになっています。

個人の市民税 + 個人の県民税 = 住民税

住民税は、その年の1月1日に住所があり、前の年に所得があった人がお金を払います。 住民税の額は、前の年の1年間の所得に応じて決まる「所得割」と、所得の多い少ないにかかわらず一定の額がかかる「均等割」をあわせたものです。

住民税の額 = 所得割 + 均等割

詳しいことは、広島市ホームページ(https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/26/199970.html)を見るか、住んでいる区を担当する市税事務所市民税係・税務室に聞いてください。

住民税の払い方

会社などが、あなたの給料から税金を引いて市に払う方法と、あなたが自分で払う方法があります。

自分で払う人には、市からあなたにお知らせが届きます。内容を確認し、期限までにコンビニや銀行、郵便局などで払いましょう。

また、市税はインターネットを使ってクレジットカードやスマートフォンの決済アプリなどでも払うことができます。

住民税などを納めなかったら

住民税などの税金を、期限までに納めない人は、本来の税金のほかに、延滞金もあわせて納めなければなりません。

また、給与などの財産の差押えなどの滞納処分を受けることもあります。

こうしたことにならないように、税金は期限までに納めましょう。

詳しいことは、広島市ホームページ(https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/english/18862.html)を見るか、住んでいる区を担当する収納対策部の担当課に聞いてください。

📝 租税条約

日本と租税条約<税金について 国と国のあいだで 決めた約束>を結んでいる国から来た
● 留学生
● 事業修習者(企業で研修を受ける人など)など
は、条件を満たせば所得税や住民税が免除されることがあります。免除を受けるためには、所得税と住民税のそれぞれで届出が必要です。所得税の届出だけでは、住民税の免除は受けられません。

自動車税/軽自動車税

 環境性能割

● 車を買ったとき、車のお金と一緒に店で払うことが多いです。

● いくら払うかは、買った車の種類などで決まります。

 種別割

● 毎年4月1日に自分の車を持っている人が払います。

● 排気量が660ccより多い車は「自動車税種別割」、660cc 以下の車は「軽自動車税種別割」を払います。

● いくら払うか書いてある手紙が、4月から5月ごろに、広島市や広島県からあなたに届きます。いくら払うかは、車の種類などで決まります。

● コンビニや銀行、郵便局、またはインターネットを使って(手紙に書いてある日までに)払います。

● インターネットを使ってクレジットカードやスマートフォンの決済アプリなどでも払うことができます。

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