【広島市からのおしらせです】せきが なかなか なおならない!それは「かぜ」ではなくて 「結核」かもしれません
結核とは どんな病気ですか?

結核は 「結核菌」という細菌が 起こす 病気です。
結核の人が せきや くしゃみをすると 結核菌がいっしょに 出てきます。
その結核菌を 吸いこむと 結核がうつります。
結核がうつっても すぐには病気になりません。
多くの人は 免疫の力<細菌や ウイルスなどから 体をまもる力>で 結核の病気に ならないままです。
しかし 結核菌は いちど吸いこむと ずっとからだの中にいます。
だから 年をとるなどして 免疫の力がおちると 結核の病気の 症状が 出ることがあります。
結核になると どんな症状が 出ますか?
結核になると 微熱<37℃くらいの あまり 高くない熱>、せき、たん、からだが だるいといった 症状が 出ます。
症状は かぜに よく 似ています。これを放っておくと 病気が 悪くなります。
もっと悪くなると 死ぬこともあります。また あなたの まわりにいる 家族や 友だちに 結核を うつしてしまいます。
どういう人が 結核に なっていますか?
日本で 結核になる人は 70歳より 年れいが上の 高齢の人が 多いです。
外国では 結核になる人が まだ多い国もあります。
そのため さいきんは 外国で生まれた人が 結核になることが ふえています。
20代(20歳から 29歳まで)で 結核になる人の80%は 外国で生まれた人です。

早めに 病院へ 行くことが たいせつです
かぜの症状が なおらないときは 放っておかないで 早めに 病院へ 行ってください。
学校や 働いているところで 健康診断を 受けることができる人は 1年に1回は かならず
健康診断を 受けてください。
健康診断を受けて もういちど 検査をしてくださいと 言われたときは これも放っておかないで 早めに 病院へ 行ってください。
😊 こまったことがあったら あなたのまわりにいる人に すぐ相談してください。
日本で げんきで くらしていくためにも たいせつなことです。
問いあわせ:健康推進課 Tel. 082-504-2882