ドキュメンタリー映画「燈籠流し Paper Lanterns」上映会&トークセッションを開催します!

本年2025年は、広島に原爆が投下されてから80年の節目の年です。
被爆者の平均年齢が86歳を超えた今、平和を願う「ヒロシマの心」をつなげ、市民の平和意識の醸成を図るため、自身も被爆しながらも、約半世紀にわたり被爆米兵の足跡を調査・研究し続け、米兵遺族と交流を重ねてきた森重昭(もりしげあき)さんのドキュメンタリー映画「燈籠流し“Paper Lanterns”」を上映します。
上映後には、森重昭夫妻ら映画関係者をお招きしたトークセッションを開催し、撮影秘話等をお話いただきます。
是非ご参加ください。
イベント概要
◆ 日時
令和7年9月22日(月) 18:00~19:30(17:30開場)
◆ 場所
広島平和記念資料館 東館地下1階 メモリアルホール
◆ 内容
① 18:00~19:00
「燈籠流し“Paper Lanterns”」上映
② 19:00~19:30
トークセッション
【登壇者】
森 重昭 氏、佳代子 氏
重昭氏は8歳のとき、爆心地から2.5㎞の自宅近くの橋の上で被爆。妻・佳代子氏に支えられ、会社員として働く傍ら、
被爆米兵の調査・研究を40年以上行い、
米兵遺族との交流を重ねてきた。

【登壇者】
クリアリー 齊藤 信子 氏
「燈籠流し”Paper Lanterns”」プロデューサー

【進行】香川 剛廣 (公財)広島平和文化センター理事長
映画概要
◆ あらすじ
1945年8月6日、8歳だった森重昭氏は自宅近くの橋の上で被爆。
その後、社会人として働く傍ら、当時の被爆状況について調査を始めた森氏は、調査を進めていくうち、原爆による多くの犠牲者の中に12人の米兵捕虜がいたことを突き止める。
自身も被爆者として傷つき、身内を亡くした痛みを抱えてきた森氏は、同様の痛みを抱えているであろう米兵遺族に、12人の最期を伝えたいという一心で、彼らの足跡を辿る研究を続け、遺族と交流を始める。
本作では、歴史の闇に消えていた12名の被爆米兵に光をあて、約半世紀にわたり調査・研究をし続けた森氏の足跡と、ケンタッキー州、マサチューセッツ州に住む米兵遺族との「平和への願い」をつなぐ交流を描いている。
◆ 作品情報
監督:バリー・フレシェット
制作年:2016年
上映時間:60分
制作国:アメリカ
◆ ギャラリー




