令和6年度広島市の姉妹・友好都市の日記念イベント「重慶の日」を開催しました!
令和6年10月19日(土)、広島市留学生会館にて「重慶の日」を開催しました。
当日はあいにくの天気ではありましたが、約140名の方々にお越しいただきました。
◇◆展示◆◇
会場の入り口付近に、広島市植物公園のご協力のもと重慶市から贈られた菊の展示を行いました。今年は暑い日が長く続いたことにより開花した菊は見られませんでしたが、重慶市との繋がりを生きている「植物」を通して感じることができました🌼
また、重慶市から広島市に贈られた記念品や、渝華園(ゆかえん)に関する展示なども行いました。
◇◆体験コーナー◆◇
会場では、さまざまな体験コーナーを実施しました。どのブースも多くの参加者で賑わいました。
◇◆重慶グルメの試食◆◇
今年は「重慶小麺(じゅうけいシャオミェン)」と「麻花(マーホァ)」の試食を行いました。
重慶小麺は、さっぱりとしていながらしびれる山椒の辛さが特徴で、重慶では朝ごはんとしても親しまれているそう。来場者の皆さんには、ピーナッツやチンゲン菜など、その場でトッピングも楽しみながら試食していただきました。
◇◆ステージイベント◆◇
塚田実行委員長の挨拶で幕をあけたステージイベント。
最初はヒロシマ・メッセンジャーの2人が、重慶市についてクイズや映像を交えながら紹介してくれました。重慶の「現在」と「歴史」に焦点を当てたプレゼンは、参加者から大好評でした。
続いて、重慶市主催の「友好都市青少年交流活動」に参加した皆さんによる活動報告も行われました。「若い方々が交流されているとは知らなかった。」「意義深い。」と大きな反響がありました。
◇◆記念ステージ◆◇
桂 杏子さんによる古箏(こそう)の演奏で記念ステージがスタート。
古箏とは、紀元前778年から紀元前206年ごろに、中国で生まれたとされる弦楽器で、日本の琴のもとになった楽器です。なかなか聞くことができないその音色に、会場全体が癒されました。
続いて登場したのは、中国帰国者の皆さん。
特定 非営利活動法人虹橋の会と、中国帰国者支援交流センターの 教室の皆さんで、戦争という悲惨な出来事が2度と起きませんように、「核兵器廃絶」を願う「ヒロシマの心」が伝わりますように、という願いを込めて、「折り鶴」と「夾竹桃の歌」の2曲を披露していただきました。
最後に登場したのは、劉 研(りゅう けん)さん。変面と京劇のパフォーマンスを披露していただきました。
仮面を一瞬にして変えながら、物語が展開していく「変面」。劉さんは来場者の目の前で面を次々と変化させ、どんなに目を凝らしても分からないお面の変化に、来場者からは「えー!!」「どうなっているの?!」と驚きの喚声があがりました。また、解説も交えながら京劇歌も披露していただき、中国の伝統芸能について学ぶこともできたステージでした。
【主催】令和6年度重慶の日実行委員会
(構成団体:日本中国友好協会広島支部、特定非営利活動法人虹橋の会、広島市、(公財)広島平和文化センター)
【協力】広島市植物公園
【後援】中華人民共和国駐大阪総領事館、広島県、広島県日中親善協会